お知らせ

2024.09.30

教育通信を掲載いたします~教育通信第114号②~

2024年9月6日(金)にがん研究会有明病院 入退院在宅療養支援①(就労支援)(参加者26名)が行われました。

 

 ~参加者の感想~     

 

・医療者が必要と考えサービスを検討するのではなく、患者や家族が自宅でどのような生活を過ごしたいのか確認し、不足しているサポートを一緒に検討することが大切であると改めて学んだ。不足しているサポートに対し、すぐにサービスを導入するのではなく、今行っている処置等をよりシンプルなものに変更し、セルフケアを促した上でサービス調整を行うことで、金銭面での患者負担を軽減させ、より長期的な介入を検討していく。切れ目のない支援を行うためには、継続的な情報収集が必要であることを学んだ。

 

・日々の業務を行っていると、今出現している症状に目がいってしまうことが多いが、患者や家族の思いを確認することも大切であるため、傾聴し継続的なサポートができるようにしたい。


レベルⅢ入退院在宅療養支援

2024年9月13日(金)にがん研究会有明病院 レベルⅢ入退院在宅療養支援(入退院支援室)(参加者58名)が行われました。

 

 

 ~参加者の感想~

 

・退院支援を行う意味、理由について再認識することができた。 退院することを目的とするのではなく患者をトータルにサポートするという視点が大切だと学んだ。

 

・退院支援は意思決定支援という講義に感銘を受けた。これまでは業務として退院支援に携わることが多かったと反省した。患者の意思をしっかりと確認し意思決定をサポートすることを重要視していく。また、退院がゴールではなく退院後も安全安楽に過ごせることが大切である認識を持ちチームメンバーにも共有していきたい。


レベルⅣ理論と実践②

2024年9月20日(金)にがん研究会有明病院 レベルⅣ理論と実践②(参加者19名)が行われました。

 

GW:看護実践の中で起きている現象について語りました

 

 ~参加者の感想~     

 

・できごとの振り返りを行い、看護を語る会 で様々な視点から事例を捉え、見出した意味を記載する中で様々な理論家の資料を読み【看護の言語化】の実際が少しだけ分かったような気がした。様々な立場から意見を交わす事で看護が深まり、その背景の奥深さを知ることにつながるとわかったので、明日からも実践の中で語り合い、患者さんと対峙しながら患者さんがより良い方向に向かうようなケアがしたいと思う。

 

・日々のカンファレンスでは「どうしたらいいか」という問題解決型志向での話し合いが多いため、患者さんの現状をていねいにアセスメントしなぜそうなっているのかという理由も考えるようにすることで、看護師が提供したいと思っているニーズと患者さんの真のニーズのずれを修正し、よりよい看護実践につなげていきたい。